僕が勝手におすすめマンガを語るだけの話。
今回はジャンプ＋で現在連載中のマンガから紹介していきまする。
ラーメン赤猫
作者：アンギャマン
毎週月曜更新
29話までインディーズ連載、３０話から通常連載。
猫好きは絶対に読め。
猫好きじゃなくても読め(理不尽な圧力)
2022年3月からインディーズ作品として連載がスタートし、同年10月から通常連載に移行。
SPY×FAMILYや、あやかしトライアングル、正反対な君と僕など人気作品の多い月曜連載陣の中、インディーズ時代からランキング上位に食い込んできた良作。
単行本が発売されれば売り切れ続出と、個人的にはジャンプ＋で一番更新を楽しみにしている作品でもあります。
作品の概要としては、猫の営むラーメン屋に面接に来た珠子が、従業員が猫しかいない職場で唯一の人間として採用されるところから話が始まります。
ラーメン赤猫のスタッフとの関わりや、お客さんとのホッコリエピソードであったりトラブルであったり等、ラーメン赤猫での日常が描かれている内容となっています。
まずね、何といってもねこがかわいい(クソデカボイス)。
ホンッッットにまあ、とにかくねこがかわいい(迫りくる顔面)。
作者であるアンギャマン先生が猫を飼っていらっしゃることもあってか、デフォルメ化しつつも猫ボディの特徴をよく捉えて描いてくださっており、作中赤猫スタッフのメンバーが、伸びをしたりお昼寝をしたりと、その所作の一つ一つが、これよ！これだよ！猫はこうなのよ！と猫好き猫飼い納得の作画になっています。
リアルすぎず書き込みすぎず…しかし猫の特徴を捨てすぎず…。この絶妙なバランスの作画、もう…ホント好み…好き…。いいジャン100回押したい…(いいジャンは10回しか押せません)。
作画について語りまくりましたが、ストーリーもとても良いのです。
日常系マンガのトラブル回などでは、期待していた感じの解決とは違ったり、トラブルの内容がエグかったり等々…読み終わった後モヤっとしてしまう事も時折あるものですが、ラーメン赤猫は読後感がめちゃくちゃいい…！！！！
キャラクター達の癒しパワーもさることながら、話のまとめ方が上手くスッキリ感も味わえて、月曜の憂鬱な気分を上げてくれるんですよ。
赤猫を月曜連載に決めたジャンプ編集部の方は神ですね…。月曜死にかけている数多の人命を救っていただいていることに感謝するしかない。
赤猫メンバーの仕事への姿勢とか、赤猫を支える関係者の人達だとか、めちゃくちゃ良い人揃いの常連さん達だとか、書きたいことはたくさんありますが、あまり書きすぎるとストーリーのネタバレにも踏み込んでしまいそうなので、まだ読んでいない方は是非ジャンプ＋で読んでいただけたらと思います！
こちらのラーメン赤猫、29話までインディーズ連載でしたので、今でも29話までは完全無料、待ち時間無しで何度でも読むことができます(最高)。
こんな良作が無料で読めるなんてさ、良い時代だよホント…。
30話以降はジャンプ＋にログイン＆コインが必要になりますが、1日1回動画視聴で1話無料で読めますし、無料で手に入るボーナスコインで読むこともできますので、実質全話無料(最高)。
読まない選択肢は無いよな…？(わかってるよな？の顔)
ジャンプ＋では他にも面白い作品がたくさん連載していますので、気になった方はアプリをインストールしてみような。
単行本も3巻まで発売中。無料で読めるんだから単行本買う必要ないじゃん？って思うかもしれませんが、マンガ好きな人間は本棚に好きな本並べておきたいもの…。
お気に召した方は是非購入の方もご検討ください。
（売り切れが嫌なので、私は新巻発売情報が出たら楽天ブックスで予約購入しているよ…）
ちなみにアンギャマン先生のツイッターで赤猫のイラストなども掲載されています。
アンギャマン先生 Twitter
WEBマンガ総選挙にノミネートされていますのでよろしければこちらもどうぞ。
投票締め切りは2023年3月8日まで。
WEBマンガ総選挙
ゴダイゴダイゴ
作者：コウノスケ
隔週月曜更新
インディーズ連載中
これ読んでる人はみんな感じてると思うんだけど……
なんでインディーズなん！？！？！？！？
おかしくね？？？？？？？？？
いや、作者さんの意向でインディーズならそれは仕方ないんだけど、別の理由でインディーズなんだったらちょっと納得いかねえ…
こんなに面白いのに…
ストーリーはめっちゃわかりやすくて、人間が巨大化したヒーローが侵略してくる怪獣と戦う話。
ただ巨大化したヒーローは一人だけじゃなくて、大田区とか品川区とかとか各地域を担当するヒーローがいて、各々が担当地区を守っている感じ。
巨大ヒーローは防衛活動の他にも舞台興行やプロレスなどをしていて、ちょっとエンタメ化しているところもある。
主人公のダイゴさんは地球で最初の巨人になった男でヒーロー活動を３０年も続けているのだが活動を始めた当初はヒーローのエンタメ化などがされていなかったためテレビ中継もなく、ベテランなのに知名度がなく、金銭的に大変なことになっている。
という非常に残念な感じになっている巨人おじさんなのだが、このおじさんもう滅茶苦茶に正統派ヒーローなのよ…！！！
いやもう僕、強いおじいちゃんとか強いおじさんとか強いおばあちゃんとかめっちゃ好きだからさあ、まあ当然このマンガも好きなのよ。
しかも単純なヒーロー話かと思いきや、かなり深めに伏線張られてたりとか設定がものすごくしっかりしてるんですよ……！！読めば読むほど面白い…。
主人公のダイゴさん以外にも個性的な巨人ヒーローがたくさん登場して、それぞれの背景がしっかり描かれるところもめちゃくちゃに面白い。
でね。
恐ろしいことにこの話、いつでも何回でも無料で全話読めちゃうんですよ…。インディーズだからさ……。
やばない？？？
これ無料とかほんとやばない？？？
金払わせてくれない？？？
ってなるくらいには面白いです。
まあ主人公がおじさんなので、合わない人もいるかもしれませんが、ストーリー重視でしっかりした話が読みたい人は楽しく読めるんじゃないかなと思います。
単行本は２巻まで発売されています！！
僕は紙媒体を買いました！！ドヤッ！！
とはいえな、マンガも買いすぎるとお金が…苦しい…！ってなるとは思うので、そこはもうジャンプラで読みまくってください！
インディーズ連載はたくさん読めば読むほど作者さんに還元されるらしいので、もうたくさん読んでください！頼む…
ゴダイゴダイゴが打ち切りになったらぼかあしんじまうからよ…
たくさん応援してくれよ…な…
忘却バッテリー
作者：みかわ絵子
隔週木曜更新
2023年8月3日アニメ化決定！！
アニメ化ありがとうございます！！！
そしてパイ毛ありますありがとうございます！！！
読んだことない人にはなんのことかわからねーと思うが、読み続けてきた者どもはアニメ化発表と共にパイ毛がCV:宮野真守で聴けるという事実に狂喜乱舞したともさ……
したともさ！！(迫真)
いやね、忘却バッテリーさ、個人的に今まで読んできた野球漫画の中でかなり好きな部類かもしれん…。なんなら１，２を争うレベルで好きかもしれん…。
野球漫画となるとまあ大体はピッチャーが主人公になると思うんだけど、これ主人公がバッテリーなのよ。なんならかなりキャッチャー寄りっていうちょっと珍しい感じなのよ。
キャッチャーが主人公といったらドカベンなのだろうけども、それ以外はあんま思い浮かばんというのが正直なところ…。(メジャーの続編も主人公キャッチャーなんだっけかね…)
まあとにかく僕が知る中では数えるほどしかないわけね。
この話最初めっちゃアホな導入で中学最強バッテリーでしたがキャッチャーが記憶喪失になったので、野球なんてやらねえ！適当な高校行って青春する！って言って野球部も無いような高校に入学してしまうという始まり方をするんだけど、
ギャグ一辺倒なのかと思いきや、突然野球のめっちゃシビアな面とか野球の現実のようなものを突き付けてくる激重シリアスな話が入ってきたりしてテンションの落差が激しいんですよ。
んでそのバランスがめちゃくちゃいい。
最初はギャグマンガのような導入で記憶喪失の話をしてるんだけどこれもまたきちんと理由があって、読んでると「ウワァ…」ってなる。
ギャグで笑わされつつも救われろ…！報われろ…！って切実に念じてしまうのよな。
あと高校野球の話になると基本的には高校生以外に出てくる大人がまあ監督くらいかな、あとは父兄のひとかな、ってくらいだと思うんだけど、忘却バッテリーは謎の高校野球応援おじさんがちょいちょいでてくるのも何気に好きｗホントいろんな応援おじさん出てくるのおもろい。
そのあたりもカットせずにアニメでやってくれるのか楽しみですね。
はぁ～アニメはよ見たい。
バンオウー盤王ー
原作：綿引智也（わたひきとしや）
作画：春夏冬画楽（あきないがらく）
毎週金曜更新
この作品は本当に上手くできている…。
ジャンプで将棋マンガがヒットしたことは未だかつて無いのではないだろうか…。
本誌の方でも、ものの歩の５巻が最長なのでは…(将棋マンガ詳しくないので他にもあったらスマンやで)
僕は将棋に関しては基本ルールと駒を動かすことができる程度の知識しか持っていないのだけど、知識無くてもめちゃくちゃ楽しんで読んでます！
ストーリーは吸血鬼である主人公の月山はあるとき将棋にハマってから３００年間将棋を続けてきたが、吸血鬼であるという立場上表舞台に出たことはない。
しかし自分が通う将棋教室が閉鎖の危機に陥ったことで、吸血鬼という身分を隠して竜王戦に出ることを決意し、その優勝賞金で将棋教室を救おうとする。
っていう導入からしてもうオラワクワクすっぞ、状態なわけよ。
吸血鬼が人間の娯楽にハマるというのも斬新だし、その上主人公には将棋の才能がないのよ。
チートなのは吸血鬼という寿命の長さで人間よりも長く将棋をやってきたという一点のみで、素人が実は才能があってプロを目指しますみたいなそんな話ではないのよ。
３００年間めちゃくちゃ将棋指してきただけ(それだけで狂気じみてはいる)の吸血鬼なのよ。
で、この月山さん３００年将棋をやってきても驕りがなく、対戦相手へのリスペクトがすごくて、見てて清々しい気分にもさせてくれるのよ…。
しかも吸血鬼であるというある種のチート能力を持っているわけなのだけど、デメリットもちゃんとあるところがまた上手くできてる…。
現在単行本は４巻まででているのだけど、本当に先が楽しみすぎて楽しみすぎて。木曜日一番最初に読みに行ってるよ…。
長く続いてほしいと祈るばかりですよ！！！金曜のランキングずっと上位にいるから打ち切りの心配はないとは思うけども！！
いやあほんま楽しみやでえ…。アニメ化もしてほしいなあ。
ホントに面白いから将棋興味ない人でも１回読んでみてなぁ。
僕の現在連載しているマンガの仲でのおすすめはこんな感じなので興味のある人は読んでみてくだされ。
ジャンプラは他にも面白い作品がいっぱいあって、無料で読めるものも多いので、アプリのダウンロードがまだの人は是非に。
今回は明らかに説明するまでもないような人気作品は紹介していないのですが、そちらの方もまだ未読の方がいたら是非に読んでみてな。
ちなみに週刊少年ジャンプも定期購読で読むことができて便利ですよ。
僕はもう毎週溜まっていく紙ジャンプを捨てるのが面倒すぎてアプリで定期購読に移行しました。お値段も紙媒体を買うよりちょっとだけ安いのでおすすめ。なんなら画質もこっちの方が見やすいような気がしなくもない。
便利だぜ、ジャンプラ。
この記事は書き終わるまでに3度猫の侵攻を受けました。猫ちゃんはキーボードを踏むのが上手い。
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